今回はコリアンダーについての記事だよ
え?コリアンダーって何?
コリアンダーはインド料理などにも使われていて、カレーには欠かせないスパイスの1つだよ
へー、全然知らなかった!
最近では人気になってきたコリアンダーだけど、ハッパくんのように「具体的には知らない」という人も多いんだ
そこで今回の記事では
- コリアンダーとはそもそも何なのか
- コリアンダーにはどんな種類があるのか
- 食べることでどんなメリットがあるのか
- 食べることでデメリットはあるのか
- どこで買えるのか
といったことについてざっくり解説していくよ
コリアンダーが何かを知るために心して聞くよ!
そもそもコリアンダーって何?
スパイスの名前としてなじみのあるコリアンダーですが、何からできているのか知らないという人も多いのではないでしょうか?
コリアンダーの原料となるのはセリ科の植物のうちの数種で、広い地域で栽培されていることから様々な呼び名があります
例えば英名ではコリアンダー、和名では胡荽(コスイ、コエンドロ)と呼びます
またその独特のにおいから俗称としてカメムシ草という呼び名もあります
その他に、中国語では香菜(シャンツァイ)、タイ語ではパクチーと呼ばれます
日本では胡荽の生の葉を指してパクチーと呼ぶことからタイ語のパクチーという名前の方が聞きなじみのある方も多いかもしれませんね
しかしタイで言われるパクチーが植物そのものを指す言葉なのに対して日本で言われるパクチーは胡荽の生の葉を指す言葉なので、2つの言葉が全く同じものを指すわけではありません
つまり日本では胡荽の葉や果実を乾燥させたものを英名のコリアンダーで呼び、生のままの葉をタイ語のパクチーで呼ぶという風に呼び方を分けているということになります
中途半端な感じがして少しモヤッしますが、これも多国籍文化の日本ならではの現象とも言えますね
日本だけは植物の部位ごとに呼び方が分かれているわけですね
どんな種類があるの?
コリアンダーには様々な種類があり、食用として出回っているものは主に3種類程度と言われています
この章ではそんな日々見かけることの多い3種類について紹介します
パクチー・ラー
日本でよく食べられているのがこの品種です
もっとも一般的な品種なのでコリアンダーという表記があった場合はこの品種を指していることが多いそうです
味わいとしてはあっさりとしていて癖がなく食べやすいため広く利用されています
見た目は1つの茎から丸いでっぱりのある葉っぱがいくつか飛び出しているような感じです
お店などで料理の上にそのまま乗せられていることが多いので、最も身近な種類ですね
パクチー・ラオ
西洋料理などにも使われることのある品種です
ラオというのは「ラオスの」という意味で、タイの北側にあるラオスからもたらされた品種であるということを示しています
味わいとしてはパクチー・ラーに比べてすっきりとした香りがすることが特徴です
見た目は細い茎からさらに細い茎がいくつも枝分かれしているような感じです
先ほどのパクチー・ラーとは見た目が全く違いますよね
これはパクチー・ラーがセリ科の植物の中でコエンドロ属に分類されるのに対して、パクチー・ラオはイノンド属に分類される植物であるためです
ちなみに北欧料理などに使われるディルはパクチー・ラオと同じ植物を指しています
パクチー・ファラン
パクチー・ファランは熱帯アメリカ原産の品種で、日本ではあまり一般的ではありません
ファランというのは「西洋の」や「ヨーロッパ人」というような意味のある言葉なのだそうで、パクチー・ファランは「西洋のパクチー」というような意味合いになります
パクチーファランには別名があり、オオバコエンドロ、ノコギリコリアンダーなどがあります
「ノコギリ」という名前が付くことからもわかるように、葉っぱにノコギリの歯のような突起があるのが特徴です
味わいとしては今回紹介した3種の中で1番香りが強いため、香りの強い食材とも合わせやすいという利点があります
パクチー・ラーやパクチー・ラオで満足できなくなった人が最後に手を出す、いわばパクチーの中のパクチーのようなものなのだそうです
健康上のメリットは?
特徴的な香りがすることからコリアンダーを好んで食べる人も増えてきました
しかし実は優れた健康効果があるというのはあまり知られていません
そこでこの章ではそんなコリアンダーの隠れた健康効果を紹介します
消化促進
人間の生体活動は何においてもまず食べることから始まります
そのため消化が悪いと、栄養素が体に十分にいきわたらず体調を崩すことがあります
そんな時にコリアンダーを食べることでそういった不調を回避することができます
これはコリアンダーに腸の動きを活発にする効果があることによります
この効果は動物実験などでも確かめられているため確かな効果が期待できそうです
ちなみにこの効果はコリアンダーの果実部分に含まれる成分によるものと考えられているそうです
おなかにたまったガスを排出する
- 「たくさん食べたわけではないのにおなかが張っている感じがする」
- 「少し動くとおなかが痛む」
こういった症状は地味につらいものがあり、日常生活の質を落とす原因になります
こういった症状の原因はおなかにガスにあるかもしれません
コリアンダーを食べることでおなかにたまったガスを排出し、腹痛やおなかの張りなどを解消できる可能性があります
日常的に経験する地味につらい症状に効果があるのはうれしいですよね
栄養豊富
- 「食事に気を使いたいけれど料理などをする時間が無い」
- 「ここ最近コンビニ弁当ばかりを食べていて飽き飽きしている」
社会人の方にはこういった方も多いのではないでしょうか?
「料理をする時間はないけれど栄養は取りたい」
そういったときにコリアンダーが役に立つ可能性があります
というのも実はコリアンダーにはカルシウムや食物繊維、ビタミンB、ビタミンCといった栄養素が豊富に含まれているのです
そのため普段の食事に気軽にふりかけることで栄養素を補強でき、いわゆる味変のような効果で普段の食事の雰囲気を変えることもできます
コリアンダーにデトックス効果があるというのは俗説で、実験などによって確かめられてはいませんが、これらの栄養素が肝臓を保護したり排便を促したりすることはあるため、あながち間違いとも言えないかもしれませんね
コリアンダーは栄養が豊富ですが、それはあくまでもスパイスとしての話です
「普段の食事にコリアンダーを振りかければ野菜は食べなくてOK!」というものではないので過信は禁物です
抗炎症作用
現代人の健康を悪化させている原因の一つに慢性的な炎症があげられます
慢性的な炎症は慢性炎症と呼ばれ、乱れた食習慣や運動不足、ストレスなどによって引き起こされると考えられています
コリアンダーにはこの慢性炎症を鎮める効果があると考えられています
この効果はコリアンダーに含まれる香り成分が関係していると考えられており、人を対象にした実験でも効果が確かめられています
食べる以外にも香りをかぐことでリラックス効果を得ることもできます
高血圧の予防
血圧は健康診断などでも気になる項目の一つで、「塩分の摂取を控えている」という方も多いのではないでしょうか?
実はそんな高くなりすぎた血圧をコリアンダーを食べることで下げられる可能性があります
これはコリアンダーに含まれるカリウムによるもので、血液中の余分な塩分を尿と一緒に排泄してくれることで血圧を下げると考えられます
高血圧になると心臓などにも負担がかかるため、手軽に対策ができるのはうれしいですね
デメリットはあるの?
基本的に安全な食品とされていて、食べることによるデメリットはほとんどありません
そんな中でしいてデメリットを上げるのならば「食べすぎによるアレルギー」になるでしょう
これはコリアンダーに限った話ではありませんが、1つの物を食べすぎるとアレルギーを発症する可能性があります
症状としては蕁麻疹が出る程度で済む場合もありますが、ひどい場合はアナフィラキシーで死亡することもあるので過剰摂取には注意しましょう
ただ、過剰摂取にさえ気を付ければ基本的に安全な食べ物ですのであまり気にしすぎる必要はないです
摂取量の上限に明確な定めはないので、個々人の良識の範囲内で楽しむようにしましょう
どこで買えるの?
ここまでコリアンダーの種類や食べることで得られるメリットやデメリットなどについて解説してきました
中には「コリアンダーを買いたい!」「健康の為に摂取したい!」といった方もいるかと思います
そういったときにはネットで購入するのがおすすめです
この章ではわたしが趣味の「アマゾン探検」中に見つけたお手ごろな価格の商品を2つほど紹介します
※ちなみに今回紹介するのはスパイスとしてのコリアンダーのみなので生のコリアンダー(いわゆるパクチー)の紹介はありません
Spice market_コリアンダー(パウダー)
コリアンダーの種子を粉末にしたものです
内容量は500gで、個人的には多すぎず少なすぎずでちょうどよい量です
コリアンダーティーにしたり料理のアクセントにするなど使い方は様々です
粉末状になっているため使い勝手がよく普段の食事に振りかけたりと気軽に使えるためとても便利です
また、袋の口にチャックがついていて保存性が高いというのもポイントです
買った後はチャックをしっかりと閉じて直射日光の当たらない場所に保管しましょう
気軽に使えるので、「料理はあまりしないけれどたまには気分を変えたい」というかたや「手軽に使えるスパイスが欲しい」という方におすすめです
Spice market_コリアンダー(ホール)
コリアンダーの種をホールのまま袋詰めにしたものです
内容量は250gですが、パウダータイプのものに比べて使用頻度は高くないと思いますのでこのくらいの量がちょうど良いと思います
使い方としては適量のコリアンダーシードを多めの油でいためて油に香りを移すといったものがあります
このようにホールは使うのに多少手間がかかりますが、その代わりパウダーに比べて強く、華やかな香りがすることが特徴です
また、匂いの強い食材とも併用しても香りが活きるという利点もあります
ただ、先ほどの商品と違ってこちらの袋にはチャックがついていないため、保存性の面ではややマイナス評価になっています
使うのに手間はかかりますが、その分華やかな香りを楽しめます
そのため「普段から料理をする」という方や「こだわった料理を作ってみたい」といった方におすすめです
まとめ
今回はコリアンダーについての「概要」や「どんな種類があるのか」、「食べるメリット・デメリット」などについて解説してきたけれどどうだった?
まさかコリアンダーがパクチーと同じものだったなんてびっくりしたよ!
最近ではパクチーの人気が高まってきたけれど、コリアンダーと同じものだとは知らない人も多いかもね
それにいろんな種類があって、どれも見た目が特徴的だったよね!
パクチー・ラオは海藻のようなみためで、パクチー・ファランはのこぎりのような見た目だったね
あとは思っていたよりも健康にいいみたいで驚いたよ!
消化を促進してくれたり、栄養が豊富だったり、うれしい効果がたくさんあったね
でも食べすぎるとアレルギーとかを起こしちゃうから注意が必要なんだよね
そうそう。コリアンダーに限ったことではないけれど食べる量には気を付けないとね
よーし!より健康になるために毎日コリアンダーを食べるぞ!
・・・と思ったけど、そういえば僕パクチー食べれないんだった・・・。
そっか・・・・・・。
ということで今回の記事は以上になります!
このサイトではこのほかにも健康に関する様々な記事を投稿していますので良ければのぞいてみて下さい!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
それじゃあまたね!