今回はシナモンを買うときに見るべきポイントの解説やおすすめのシナモンの紹介をするよ
他の記事でもシナモンについてはとりあげていたよね
そうだったね
この記事を読む前に
- シナモンとはそもそも何かを知りたい
- シナモンがどうやって作られているのかを知りたい
- シナモンの効果・効能について知りたい
- シナモンの1日当たりの摂取量の目安を知りたい
という方はこちらの2記事で解説していますので、是非のぞいてみてください!
ところで今回の記事ではどんなことが分かるの?
今回の記事を読むことで
- シナモンを買うときに見るべきポイントはなにか
- シナモンをどう選ぶべきか
- おすすめのシナモンはどれか
といったことが分かるようになるよ
シナモンを選ぶときに役立つ情報が知れるんだね!
自分で良いシナモンを選べるようになるために心して聞くよ!
シナモンの選び方
シナモンは大変人気の高いスパイスなので、市場に出回っている商品もたくさんあります
種類が多いのは良いことなのですが、多すぎて選ぶのに困ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
そこでこの章ではシナモンを選ぶ際に注意したいポイントや、自分で商品を選ぶ際に基準としたい項目についてざっくりと解説していきます
種類で選ぶ
シナモンにはいくつかの種類があり、大まかに以下の2種類に分けられます
- セイロンシナモン
- カシアシナモン
セイロンシナモンはスリランカが原産のセイロンニッケイという植物から作られたシナモンになります
対してカシアシナモンはアジア圏で広く栽培されている肉桂属の植物のうちの数種類を使ったシナモンになります
セイロンシナモンとカシアシナモンの違いには以下のようなものがあります
- 味、香りの強さ
- 価格
- クマリンの含有量
クマリンの含有量
味、香りの強さや価格の差については後述しますが、ここで注目したいのはクマリンの含有量の違いです
クマリンというのはシナモンの香りのもととなっている成分のうちの1つです
セイロンシナモンに比べてカシアシナモンに多く含まれており、これがカシアシナモンの強い香りの源となっています
クマリンは大変いい匂いのする成分ですが、過剰摂取することで肝臓の機能を弱らせてしまうデメリットがあります
カシアシナモンにはセイロンシナモンのおよそ230倍ものクマリンが含まれているため、肝機能障害の危険性が高くなります
そのため健康のことを考えるのであればセイロンシナモンを選ぶほうが良いと言えます
種類の違いは味や香り、価格に健康面と選ぶものによって全く違うのでご自身に合ったものを見つけましょう
価格で選ぶ
次にあげられる違いが価格です
セイロンシナモンはセイロンニッケイからしか作れないため、カシアシナモンよりも高くなる傾向にあります
また、セイロンニッケイはカシアシナモンの原料となる植物に比べて加工がむずかしいということも価格差の原因になっています
もちろん商品によって価格差はありますが、ざっくりとした相場としては以下のようになります
- セイロンシナモンパウダー → 1gあたり11~15円程度
- カシアシナモンパウダー →1gあたり5~9円程度
このようにセイロンシナモンとカシアシナモンとではおよそ2倍の価格差があるため、健康面や味の違いなどにあまり気を使わないという方はカシアシナモンを買う方がお得です
健康面や味についてそこまでこだわりがないという人は価格だけで選ぶのもアリです
使う目的で選ぶ
ここまでで
- 健康にはいいけれど値段が高いセイロンシナモン
- 健康には悪いいけれど値段が安いカシアシナモン
という構図ができていますが、健康や価格の問題のほかに使う目的を考える必要もあります
セイロンシナモンは香りや味わいが繊細なので飲み物に混ぜたり、料理の仕上げの香りづけとして使うのに適しています
逆にセイロンシナモンは香りが弱いがため、料理と一緒に煮込むような使い方には向いていません
その点カシアシナモンは香りも強く、料理と一緒に煮込んでも香りがとびづらく、香りの強い食材と合わせても負けないため、主に料理に使うのにむいています
逆にカシアシナモンは香りがつよいため、飲み物に混ぜたりデザートに振りかけたりといった使い方をすると主張が強すぎてしまったりします
そのため自分がシナモンをどういった目的で使うのかを考える必要もあるというわけです
健康目的ならセイロンシナモン、料理に使うならカシアシナモンとそれぞれのメリットを活かしましょう
使う量で選ぶ
使う目的はもちろんですが、使う量も人それぞれです
シナモンの賞味期限は
- 未開封のもので1年程度
- 開封済みのものだと1~3か月程度
と言われています
せっかく安く手に入れたシナモンも賞味期限が切れて味わいが落ちてしまっては意味がないですよね
そのため、自分が1~3か月の間に消費しきれる量のシナモンを買う必要があります
また、開封済みのものでも保存状態が悪いと期限はさらに短くなってしまいます
そのため商品のパッケージが密閉できるタイプの物なのかもチェックすべきポイントになります
シナモンにももちろん賞味期限があります。ご自身が使いきれる量を買いましょう
有機JASマークの有無で選ぶ
次に有機JASマークの有無で選ぶ方法です
有機JASマークというのは農林水産省の定める規格に沿った製品にのみつけることが許されるマークで、
- 農薬や肥料として特定のもの以外を使わない
- 科学的な処理をしない(遺伝子組み換えなど)
- 科学的な物質の添加をしない
- 禁止されている物質が混入しない環境で栽培する
といった条件を満たした製品につけられます
残留農薬による健康への影響については諸説あり「そこまで気にする必要はない」とする声もありますが、完全に無害なのかはわかりません
そのため農薬による影響が気になる方はこういったマークの付いた製品を選ぶと良いでしょう
農薬の有無を気にする方は有機JASマークのついているものを選びましょう
目的別のおすすめのシナモン
ここまでシナモンの選び方について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
思ったよりもたくさんの視点から商品を見なければならず、人によっては面倒に感じたかもしれません
そこでこの章ではわたしが実際に使ったことのある商品や、おすすめする商品などをざっくりと紹介します
目的別に分けて紹介しているので自分の目的に近いものから選ぶと商品を探す手間が省けるかもしれません
おためしで使ってみたい方におすすめ
- 「シナモンはあまり使ったことが無くてどれを選べばいいかわからない」
- 「使いきれるかわからないのでなかなか購入に踏み切れない」
- 「とりあえずいろんな種類のものを使ってみたい」
という悩みのある方も多いのではないでしょうか?
そういった方にはマスコットブランドのシナモンをお勧めします
マスコットブランドはヤスマ株式会社の手掛ける香辛料のブランドで、「Quality spice」を理念として質の高いスパイスを販売しています
マスコットブランドの製品は質が高いだけでなく少量ずつ小瓶に入れて販売しているものが多いので、初めて使う方はもちろん、セイロンシナモンとカシアシナモンの食べ比べをしてみたいという方にもおすすめです
マスコット_カシアシナモンパウダー
パウダータイプのカシアシナモンを瓶詰したものです
内容量が23g程度なので
- 「使いきれるか心配」
- 「まずは少量で試してみたい」
というかたにおすすめです
こういった小瓶に小分けされた商品は少なく、あったとしても砂糖が混ぜられていることも多いので純粋なカシアシナモンが少しだけほしいという方に最適です
純粋なカシアシナモンが少量ずつ小分けされているので、「クマリンの過剰摂取が気になるからカシアシナモンはたまにしか使わない」という方にもおすすめです
マスコット_セイロンシナモンパウダー
同じくマスコットブランドのセイロンシナモンです
内容量は25gずつで、瓶に小分けされているので少量で保存性も高く、「シナモンは買ってみたいけど使いきれるか心配」という方におすすめです
価格は1gあたり18円とお高めですが、「大容量の物を買ったものの使いきれず廃棄した」となる心配がないのは安心ですよね
また、他社ブランドでも同じように瓶づめのシナモンがあるのですが、パッケージに「シナモン」としか記載が無かったり、セイロンシナモンとカシアシナモンを混ぜて販売しいてることが多くあります
そのためパッケージにしっかりとセイロンシナモンと記載のあるこの商品は信頼性がたかく、「純粋なセイロンシナモンが少量ずつほしい」という方にはうってつけです
質の高いシナモンが少量ずつ入っているので、初めてシナモンを買うという方におすすめです
マスコット_セイロンシナモンスティック
同じくマスコットブランドのセイロンシナモンスティックです
スティックタイプのシナモンは使い方がよくわからなかったり、なん十本単位でしか販売されていなかったりと、なかなか手を出しづらいですよね
マスコットブランドのシナモンスティックは5本程度とかなり少量から購入できるので、
- シナモンスティックは初めて使う
- 使いはするけどそこまで頻繁には使わない
といった方に最適な製品になっています
半分に折ってほかの具材と煮込んだり、コーヒーや紅茶に漬けて香りを移したりといった使い方がおすすめです
あまり使う頻度の高くないシナモンスティックを少量ずつ買えるのでありがたいです
健康のために摂取したい方におすすめ
シナモンには様々な健康効果が期待されており、それを期待してシナモンを摂取しようとする人は多くいます
しかし、商品の選び方を間違えてしまうと逆に健康を損ねる結果になります
詳細は別の記事で解説していますので省きますが、健康のことを考えるのであればセイロンシナモンを選ぶのが無難です
そこでこの章では健康に良いとされるセイロンシナモンの内、
- 続けやすい価格
- 使いやすさ
- 保存性の良さ
といった強みのあるものを紹介します
Life joy_有機セイロンシナモンパウダー
セイロンシナモンパウダー100gを袋詰めにしたものです
有機JAS認定を受けた製品となっているので残留農薬の影響を機にされる方にはおすすめです
価格も1gあたり10円程度で、おなじような製品と比較してもかなり良心的です
また、パッケージはチャック付きで保存性が良く、計量スプーンもついているので摂取量のコントロールがしやすいのもうれしいポイントです
内容量が100gなので週に1~2回くらい使うという方におすすめです
MANGOS_有機セイロンシナモンパウダー
セイロンシナモンパウダーを80gの子袋に詰めたものが5つ入っているセットです
有機JAS認定を受けている製品であるため残留農薬の心配がありません
内容量は合計で400gと多くなってしまいますが、80gの子袋に分かれているため400gすべてを3か月以内に使いきる必要はありません
また、400gをまとめ買いする形になるため100gずつ買うよりも安く仕入れることができ、この製品の場合ですと1gあたり6円程なのでおよそ半額で購入きることになります
ただ、パッケージにはチャックなどはついていないため、開封後は以下のようなボトルで保存することになります
シンプルなスパイスボトルです。80gのシナモンパウダーを入れても少しだけ余裕のある大きさです
また、容器にシナモンを移し換える際には下のようなアイテムがあると便利です
パッケージにチャックがついていないタイプのシナモンを買う場合はこういったアイテムを先に買い揃える必要があるため初期費用は高めになってしまいます
そのため「シナモンは買ってみたいけれど続けるかはわからない」という方には不向きです
逆に「健康のために毎日シナモンを食べたい」「シナモンが好きなので大量に消費したい」という方にとっては半額で質の良いシナモンが手に入るため良い選択と言えるでしょう
大容量で低価格の商品はあるものの1袋にまとめられているものが多いので、小分けにしてくれているこの製品は保存性と価格の両方の点からもおすすめです
料理に使いたい方におすすめ
- シナモンを料理に使いたい
- 加熱しても香りの飛ばないシナモンが欲しい
といった方にはカシアシナモンがおすすめです
セイロンシナモンに比べてカシアシナモンには香り成分であるクマリンやシンナムアルデヒドが多く含まれています
そのため食材の臭みをとるために使ったり、料理と一緒に煮込んで香りを出したりといった使い方に向いています
「クマリンの過剰摂取は避けたいけれどカシアシナモンを使ってみたい」という方のために今回は使い切りやすい少量タイプのものを選びました
JEAU CHAU_カシアシナモンスティック
スティックタイプのカシアシナモンが50g入っています
パッケージはチャック付きであまり頻繁には使わない場合にもしっかりと保存してくれます
スティックタイプのカシアシナモンはおもに煮込み料理の際などに使います
半分に折ってほかの具材と煮込むとシナモンの良い香りが移っておいしくなります
また、JEAU CHAUブランドのスパイスは原産地から空輸されるため、船で輸送される一般的なものよりも香りがつよいのが特徴です
あまり頻繁には使わないスティックタイプのカシアシナモンが少量ずつ買えるのでありがたいです
JEAU CHAU_カシアシナモンパウダー
パウダータイプのカシアシナモンが100g入ったものです
パッケージはチャック付きなので保存性は問題ありません
パウダータイプのカシアシナモンは食材の臭みをけしたり、隠し味として料理に加えたりといった使い方をします
下ごしらえとしてお肉にまぶしたり、いつもの料理に少しだけ加えたりといった使い方がおすすめです
また、こちらの商品もJEAU CHAUブランドの商品のため、ほかの商品よりも香りがつよいのが特徴です
料理の隠し味として手軽に使えるので少量のパウダータイプの物があると便利です
まとめ
今回はシナモンの選び方やお勧めのシナモンについてざっくり紹介してきたよ
思ったよりもいろんな選び方があって驚いたよ!
使い方もいろいろあったし、あまり高いものでもないからいろんな種類を試してみたくなったよ!
そうだね、最初はおすすめの物を買ってみて、「続けられる」と思ったら自分で選んだ商品をいろいろ試してみるのが良いよ
今回紹介したのはあくまでも管理人のおすすめっていうだけだから、自分に合ったものが見つかるならその方が良いってことだね!
そのとおり!
それじゃあさっそく買ってくるよ!
ということで今回の記事は以上になります!
このサイトではこのほかにも健康に関する様々な記事を投稿していますので良ければのぞいてみて下さい!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
それじゃあまたね!