今回はクミンについての記事だよ
クミンってあのカレーのにおいのする不思議な粉のことだよね
そうそう。カレーのにおいの元として有名だね
じゃあ、クミンに実はアンチエイジング効果があるっていうのは知ってる?
え!?そうなの!?
ということで今回はクミンについて
- 何から作られるのか
- どんな種類があるのか
- 食べるとどんなメリットがあるのか
- 食べることで現れるデメリットは何か
- ネットで買えるおすすめの商品は何か
といった事についてざっくり解説していくよ
クミンを食べて健康になれるように心して聞くよ!
クミンとは?
カレーに使われるスパイスとして有名なクミンですが、何からできているのかは知っていますか?
「良く食べるけれど知らない」という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの章ではまず、クミンは何からできているのかや、どんなスパイスかといった事についてみていきましょう
クミンはスパイスの一種で、カレーの香りの主成分として有名です
スパイスとしてはメジャーな部類で、いろんなスパイスを混ぜ合わせて作るガラムマサラにも高い頻度で使われます
クミンの原料となるのはクミン(学名:Cuminum Cyminu)と呼ばれるセリ科の植物で、和名は馬芹(ウマゼリ、またはバキン)、英名はCminです
一般的にはこのクミンという植物の種子がスパイスとして用いられていると言われていますが、実際に使われているのは種子ではなく果実なのだそうです
クミンの歴史は古く、紀元前16世紀ごろにはすでにエジプトで防腐剤としての利用が始まっていたそうです
また、昔の人々はその強い香りからクミンは特別な力を持った植物と考え、匂いをかぐと妊娠しやすくなるなどの様々な迷信がいくつもできたそうです
クミンの最大の特徴はその独特な香りです
今も昔も利用の仕方は違えど、着目する点はやはりその匂いだったんですね
どんな種類があるの?
「クミンが何からできているのかは分かったけど、ブドウやイチゴみたいにたくさん種類があったりするの?」
そんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか?
結論から言うとおそらくクミンは1種類しかありません
ただしこれは確かな情報ではなく、私が調べた限りでの結論ですので間違っている可能性は十分にあります
余談ですが、スパイスの中にはブラッククミンと呼ばれるものがあるのですが、こちらはクミンとは全く別の植物から作られるものなのだそうです
大人気のスパイスであるクミンですが、いろんな種類が栽培されているわけではないんですね
クミンを食べるメリットは?
メジャーなスパイスであり、多くの人が口にしているクミン
そんなクミンに実はうれしい健康効果があるというのをご存じでしょうか?
この章ではそんなクミンの健康効果について6つほど紹介していきます
栄養豊富
「食事が偏っていて栄養面が心配」
そういったときには普段の食事にクミンを加えることで栄養の補強ができます
実はクミンにはビタミンA、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているのです
1日の必要量からみればあくまでも補助的なレベルですが、現代人に不足しがちなこれらの栄養素をとれるのはうれしいですね
手軽に使えるスパイスを使って偏りがちな食事に栄養をプラスしてみましょう
食欲増進、消化促進
人間は食べたものを栄養素に分解して吸収することで健康に生きていくことができます
そのため食欲が落ちてしまったり、消化機能が衰えたりすると体のお機能がうまく働かなくなってしまいます
クミンには食欲を増し、さらに消化を助ける働きもあるため、食欲のないときにはうってつけです
時に食欲の落ちてくる夏場などにぜひ活用したいですね
食欲のないときにはクミンを使ったスパイシーな料理を食べてみてはいかがでしょうか
コレステロール値の改善
健康診断などで気になるのがコレステロール値ですよね
コレステロール値が高い状態が続くと動脈硬化などが進行し、心疾患や脳卒中のリスクが高まります
クミンには中性脂肪やLDLコレステロールを減少させる効果があるためコレステロール値を改善し、心疾患などを予防する効果が期待できます
また、LDLコレステロールを減らすだけでなくHDLコレステロールを増やす働きもあるのでコレステロール値の改善を目指す人にはうってつけの食材ですね
気になるコレステロール値を手軽に改善できるのはうれしいですね
腹部膨満感の解消
- 最近おならの回数が増えた
- おなかが張って苦しい
そういった症状に悩まされる方も多いかと思います
漢方ではクミンには駆風と言われる作用があるとされています
この駆風というのは腸内のガスを排出する働きとされており、おなかの張りなどに効果が期待できます
おなかの張りは地味につらい症状なのでそれを解消できるのは心強いですね
抗酸化作用
人間が活動すると体内で活性酸素と呼ばれる物質が発生します
活性酸素は適量であればがん細胞の増殖を抑制する働きなどが期待できますが、過剰に発生すると動脈硬化や生活習慣病の原因になります
クミンにはそんな活性酸素を減らす働きがあり、様々な疾患の予防やアンチエイジング的な効果を期待できます
しかしクミンの抗酸化作用はスパイスの中では特別高いわけではありません
こう聞くとなんだかがっかりしてしまいますが、クミンは他のスパイスよりも消費しやすいスパイスなので、毎日摂取することで結果的にはほかのスパイスに引けを取らない抗酸化力を期待できるでしょう
美味しいスパイスで様々な疾患の原因となる物質を減らせるというのは驚きですよね
抗糖化作用
たんぱく質や脂質が糖分とくっつくことでAGEs1と呼ばれる物質が作られます
このAGEsは「体の焦げ」と言われ、糖尿病や動脈硬化、老化の原因になるといわれています
クミンにはこのAGEsを減らす働きがあると考えられているため、摂取することで糖尿病や動脈硬化の予防、アンチエイジングなどの効果を期待できます
老化は誰もが気になる問題なのでクミンで手軽にアンチエイジングできるのはうれしいですね
どんなデメリットがあるの?
前章ではクミンの隠れたメリットをいくつか紹介しました
これを読んで「クミンは素晴らしいスパイスだ!」と思った方もいるかもしれませんが、食べ物には良い面もあれば悪い面もあるものです
クミンは比較的安全な食品ではありますが、実は食べることでデメリットが現れる場合もあるのです
この章ではそんなクミンのデメリットをいくつか紹介します
アレルギー反応
クミンに限った話ではないですが過剰摂取することでアレルギーになる事があります
食べすぎがアレルギーの原因になるのはもちろんですが、クミンはセリ科の植物であるためセリ科のアレルギーを持っている方は注意が必要です
アレルギーと聞くと「体がかゆくなる」という程度に聞こえますが、最悪の場合はアナフィラキシーショックによって命を落とす場合もあるので軽くとらえるのでなく、十分に注意が必要です
アレルギーの問題はクミンに限ったことではないですが、セリ科のアレルギーモチの方は注意しましょう
胃痛
適量であれば消化を助けてくれるクミンですが、たくさん食べることで逆に胃を痛める可能性があります
「なんで消化を助けてくれるのに胃を痛めるの?」と思う方もいるかもしれませんね
実はこれはクミンが刺激の強いスパイスであるために起きます
スパイスの消化促進の効果は胃や腸を刺激しすることで発揮するものなので、食べすぎると刺激が強すぎて逆に臓器を痛めることになるというわけです
消化は生命活動において大切な役割なので、適量接種を心がけたいですね
体臭がきつくなる
クミンはとてもおいしいスパイスなのでついついたくさん食べてしまいますよね
しかし実はクミンを食べすぎると体臭がきつくなる可能性があります
これはクミンは香りが強いスパイスであるためにおこります
クミンに限らず、ニンニクや玉ねぎ、キムチなどのにおいの強い食べ物は食べすぎると体臭を臭くすることがあるそうです
意外な副作用ですが地味に困りますよね
ニンニクなどを食べた後に体からニンニクのにおいがするのと同じ現象が起きるわけですね
適量は?
ここまでクミンのメリットとデメリットを見てきて
- 「メリットは受けたいけれどデメリットは受けたくない」
- 「結局どのくらいなら食べてもいいの?」
という意見があるかと思います
クミンの摂取量は明確に決まっているわけではないですが、1日に3g(小さじ一杯程度)としている情報が多いようです
ただ、これは「確実に安全と言えるだろう」という量であるため、体調に問題が無いようなら少しずつ摂取量を増やしてみてもいいでしょう
3gという数字はあくまでも目安です
摂取量には個人差があるため、最終的には自分の体調と相談しながら決めましょう
どこで買えるの?
「クミンのメリット・デメリットや1日の摂取量もわかったし、さっそく使ってみよう!」
と思っても身の回りにクミンが売っていないという方もいるかと思います
また、クミンはメジャーなスパイスなのでスーパーなどで売っていることもあるのですが、小瓶で少量ずつ小分けにされて売っているため値が張ります
そのため日常的な摂取を視野に入れる場合はネットでまとめ買いすることをおすすめします
この章ではネットで買えるクミンの内、私自身が使ったことのある製品などを2つほど紹介します
SPICE MARKET_クミンシード
スパイス専門店であるスパイスマーケットのクミンシードです
スパイスマーケットは種類が豊富で基本的に安価、さらにパッケージデザインも良いため私自身もよくお世話になっています
あと、スパイス類は500gくらいが個人的に使いやすいので、この商品も500g入りのものになっています
価格的には相場よりも比較的安いためお財布にも優しいです
クミンシードの使い方としては煮込み料理にそのまま入れて一緒に煮込んだり、油と一緒に炒めて油にクミンの香りを移したりといった使い方があります
スパイスマーケットの商品は「使い方が分からない!」という方にも配慮しており、商品裏のQRコードを読み込むとスパイスの使い方を紹介した動画を視聴することができます
ちなみにクミンは一応生でも食べられるそうで、インドなどでは食後の口直しとして生のクミンをかじる習慣があるそうです
使うのに少し手間はかかりますが、そのぶん香りは華やかでパウダーにはない魅力があります
よく料理をする方や料理にこだわりたいという方におすすめです
SPICE MARKET_クミンパウダー
同じくスパイスマーケットのクミンパウダーです
インド産のクミンが500g入っています
先ほどのクミンシードとは違ってすでにパウダー状にされているので、日々の食事にパパッと振りかけるだけで手軽にカレーの様な風味をつけられます
忙しいときにもちょっとした味変に使えるので、あると何かと重宝します
価格としてはこちらも相場より低い価格で買えるためお財布にもやさしいです
こちらの商品にもQRコードがついているため、使い方が分からない方やレシピがマンネリ化してきた方は活用してみましょう
クミンシードに比べて香りは弱いですが、使うのに手間がかからないので手軽にクミンを摂取できます
「あまり料理はしないけれどクミンは摂取したい!」という方や「手軽に使えるスパイスが欲しい」という方におすすめです
まとめ
今回はクミンについて、原料や種類、食べるメリット・デメリットなどについて解説してきたけれどどうだった?
まさかクミンに病気の予防効果や若返り効果があったなんてびっくりしたよ!
普段から食べている食べ物に意外な効果があるとすこし驚くよね
たしか食欲を増したり、消化を助けたりといった効果もあるんだよね!
そうそう。スパイスを使った食べ物が食欲をそそるのもこういった効果のおかげなんだね
でもおいしいスパイスも食べすぎると逆に消化を悪くすることがあるから注意が必要なんだよね!
摂取量の目安は1日3gだったね
いやー、今回の記事でクミンについていろいろと知れた気がするよ!
とりあえずクミンパウダーを1日3gとることから始めて、老化を防止できるように頑張るよ!
自分の体調と相談をしながら過剰摂取に気をつけようね
ということで今回の記事は以上になります!
このサイトではこのほかにも健康に関する様々な記事を投稿していますので良ければのぞいてみて下さい!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
それじゃあまたね!